2008.4.17
![]() 60代女性 主訴:インプラントでものが噛めるようになりたい。 |
≪治療経過≫ 約1年前に上の歯がない状態で、当医院を受診されました。インプラント治療を強く望まれたため合計8本のインプラントを埋入しました。4月に入り最終的な修復物の作製のため、型を採ろうとしたところ右上の3番(糸切り歯)が縦にハセツしているのが認められ、患者さんの要望もあり1番、3番の2本を抜歯し2本インプラントを追加することになりました。当初抜歯後口蓋即時埋入を考えていましたが、私のテクニカルエラーで3番の頬側の骨が欠けてしまい 1番と2番にインプラントを埋入しました。ついで1,2,3部の骨の厚みが薄かったので人工骨と自家骨(かけた骨)をブレンドしたものを補填し、吸収性のメンブレンをまきつけ歯茎を閉じ終了。幸いにも歯茎が開くことがなく感染もせず本日(4月26日)抜糸を行いました。このような処置はタバコを吸われる方はうまくいかない可能性が高いことを理解しておいたほうがよいと思います。タバコは口の中にとって百害あって一利なしです。 ちなみに私も学生時代は喫煙者でした。(笑) |
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